アロマセラピーで傷のケア!止血にも使える精油

アロマセラピーと言えば、リラックスや癒しを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、実はアロマは日常のちょっとしたトラブルにも役立つ自然なケア方法なんです。
たとえば、傷のケアにも活用できますよ!
今日は、私が実際に試してみて効果を感じた「アロマを使った傷ケア」をご紹介します。
特に止血作用が期待できる精油(エッセンシャルオイル)を中心にお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
止血に役立つ精油3選
止血に役立つ精油は、傷の初期対応に便利です。
これらの精油を使うことで、傷のケアがスムーズに進みます。
レモン

レモンは、傷口を穏やかにサポートしてくれると言われています。
小さな傷の出血が気になる時に、レモンを使うと血が止まりやすく感じることがあります。
ただし、レモンには光毒性があるため、使用後は日光を避けるようにしましょう。
また、「レモンがしみるのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはほとんどしみることはありません。
詳細はこちら→レモン

私自身も、包丁で指を切ったときにレモンを使ったら、出血がすぐに落ち着き、絆創膏なしで過ごすことができました!
ゼラニウム

ラベンダー

「万能オイル」として知られるラベンダーは、傷口の治癒を穏やかにサポートしてくれます。
特に、傷跡が目立ちにくくなると感じる方が多いようです。
ただし、レモンやゼラニウムのように即座に止血をするわけではないので、安静にできるときに使うのがおすすめです。
詳細はこちら→ラベンダー
アロマスプレーで簡単に傷ケア!
傷のケアを手軽にしたい方にオススメなのがアロマスプレーです。
スプレーを作っておくと、急な傷にもすぐに対応できて便利ですよ!
材料(濃度約1%の場合)
- お好みの精油 10滴(約0.5mL)
- 精製水 または ミネラルウォーター 45mL
- グリセリン 5mL (精油が水に溶けやすくなるため)
- スプレー容器

作り方
- スプレー容器にグリセリンを入れます。
- 精油を入れ、精製水(またはミネラルウォーター)を注ぎます。
- よく振って混ぜ合わせてください。
使い方
傷ができた場所にスプレーを何度か吹きかけて、優しくケアします。

注意点
- 使用するたびに容器をよく振り、精油が均等に混ざるようにしましょう。
- 直射日光を避けて涼しい場所で保管し、1~2週間で使い切りましょう。
- 敏感肌やお子様には、精油の量を減らして使ってください。
フローラルウォーターの活用法
お子さんが活発だったり、スポーツなどでケガが絶えない場合、擦りむけた範囲が広がりがちです。
そんなときには、ラベンダーのフローラルウォーター(芳香蒸留水)を常備しておくのがオススメ!
フローラルウォーターは、精油よりもマイルドで使いやすいので、特にお子さんにも安心して使えます。
状況別の活用法
アロマスプレーを使ったケア以外にも、こんな方法もありますよ!
擦り傷のケア
絆創膏のガーゼ部分にラベンダーを1〜2滴垂らして患部に貼ると、傷が気になるときにサポートしてくれます。
切り傷や深い傷の応急処置
大きな傷や出血が続く傷には、精油を1〜2%に希釈した精製水でガーゼを湿らせ、それを傷に当てて圧迫します。
傷が大きい場合は、必ず病院での診察を受けましょう。
鼻血の対策
鼻血が出た時には、植物油に精油を混ぜてコットンに浸し、鼻の穴にあてると穏やかにサポートしてくれます。
私の体験談
実は先日、カッターで指を切ってしまいました。
血がポタポタと落ちてきた時、レモン精油を1滴垂らしてみると、血がすぐに止まりました!
その後、ラベンダー精油でケアを続けたところ、傷も目立たなくなり、驚きました。

※注意
化粧品グレードの精油を使用している場合は原液を使用しても問題ないことが多いですが、それ以外の精油は原液で直接肌に付けることは避け、必ず希釈して使用してください。
さいごに
アロマセラピーを使った傷のケアは、自然で穏やかな方法です。
しかし、深い傷や大きな出血がある場合は、必ず病院を受診しましょう。
アロマセラピーはあくまで補助的なケアとして活用することが大切です。
私のオススメは、「レモンで止血→ラベンダーで治りを早める」こと。
これで、小さなケガもスムーズにケアできますよ!
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*精油(エッセンシャルオイル)を使用する際の注意点*
- 精油は、医薬品ではありません。また、アロマセラピーは医療ではありません。掲載内容を基にアロマセラピーを実践される場合は、自己責任でお願いします。
- 体質などにより、アレルギーやトラブルが起こる場合があります。精油の濃度や禁忌事項に充分注意し、ご自身の体調や体質に合わせてご活用ください。お肌や心身に不調を感じる場合は、速やかに医師の判断を仰いでください。
- 妊娠中の方をはじめ、持病がある方、高齢者の方は使用できない精油があります、また、健康状態に気になることがある方や、医療機関で治療中の方は、必ず医師や専門家に相談の上、安全にお使いください。