ラベンダー精油|心と体への作用や使い方、禁忌・注意点

ラベンダー精油は、青く澄んだハーブの香りを基調に、花のやさしい甘さと清涼感が重なった、深呼吸したくなるような香りです。
気持ちを静かに落ち着かせながら、心と体の緊張をふっとゆるめてくれます。
この精油辞典では、ラベンダー精油の基本的な心と体への作用、正しい使い方、最も重要な禁忌・注意点まで、すべてを網羅して解説しています。
知りたい情報に合わせてご活用ください。
\ ふと深呼吸したくなる、ラベンダー精油の香り /
- 1. ラベンダー精油の基本情報(抽出・成分・特徴)
- 2. 植物としてのラベンダーの特徴と精油の背景
- 3. ラベンダー精油の主な使い方・おすすめシーン
- 4. ラベンダー精油をさらに深掘りする
- 4.1. 心と体への作用
- 4.2. スピリチュアルな意味
- 4.3. 対応チャクラ
- 4.4. 禁忌・注意点と安全な使い方
- 4.4.1. 禁忌・注意点
- 4.4.2. 安全に使用するためのポイント
- 5. ラベンダー精油と相性の良い精油・天然石
- 5.1. ラベンダーと相性の良い精油
- 5.2. ラベンダーと相性の良い天然石
- 6. ラベンダー精油の魅力と注意点まとめ
- 6.1.1. この記事のポイント
- 7. あわせて読みたい
ラベンダー精油の基本情報(抽出・成分・特徴)
ラベンダー精油は、気持ちを極端に高揚させることも沈めることもなく、心をフラットな状態へと導くような、奥行きのあるニュアンスが特徴です。
また、他の精油と調和しやすいことから、ブレンド時の「仲介役」のような存在とされています。
ここでは、アロマセラピーで使用する際の基本情報と、香りの特徴を形づくる主要成分の役割などについて、簡単にご紹介します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | ラベンダー(真正ラベンダー) |
| 学名 | Lavandula officinalis(または Lavandula angustifolia) |
| 科名 | シソ科 |
| 抽出部位 | 花と葉(先端部) |
| 主な抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| ノート | ミドル |
| 香りの強さ | 中 |
| 主な成分 | ・酢酸リナリル (高ぶった気持ちを穏やかに整える働きなど) ・リナロール (心地よい安らぎと休息をサポート) ・テルピネン-4-オール (空間を快適に保つ力をサポート) *ラベンダー精油は、特定の成分が突出するのではなく、全体のバランスが非常に整っていることが大きな特徴です。 |
| 対応チャクラ | 第6チャクラ・第7チャクラ |
| 相性の良い精油 | どの精油とも相性が良いです。 |
| 相性の良い天然石 | アメジスト、ムーンストーン、ラピスラズリ |
植物としてのラベンダーの特徴と精油の背景

ラベンダーは地中海沿岸を原産とするシソ科の常緑小低木で、日本には江戸時代(1800年代初頭)、オランダ船によって長崎にもたらされたと伝えられています。
水はけの良い乾燥した土地と、たっぷりと降り注ぐ太陽を好むラベンダーは、厳しい自然環境の中でもしなやかに生き抜く植物です。
細く伸びた茎の先に小さな花をいくつも咲かせる姿は一見繊細に見えますが、その花穂には、香りの源となるエッセンシャルオイルが豊かに蓄えられています。
古代ローマ時代には、ラベンダーは「洗う」を意味するラテン語の lavo(ラーウォー)や lavare(ラワーレ)に由来する名で呼ばれ、入浴や身の回りを清める目的で用いられてきました。
香りを楽しむだけでなく、心身を整えるためのツールとしても暮らしに根付いていたのです。
日本においても、「紫」は古くから高貴で格式ある色として大切にされてきました。
初夏の風に揺れる北海道・富良野のラベンダー畑の風景は、どこか懐かしく、静かな安心感を呼び起こします。
その背景には、「心身を整え、清らかな状態へ立ち返る」という、日本人が古くから大切にしてきた「清め」の感覚が重なっているのかもしれません。
精油がどのように作られるのか知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
水蒸気蒸留法によるラベンダー精油づくりを体験した様子を詳しくご紹介しています。
ラベンダー精油の主な使い方・おすすめシーン

ラベンダー精油は、日常のさまざまなシーンに取り入れやすい香りです。
ここでは、暮らしの中での代表的な使い方をご紹介します。
- 静かな時間を過ごしたい夜に
ラベンダーのやさしい香りは、ゆったりと過ごしたい夜にぴったり。
コットンに1滴垂らして枕元に置いたり、ディフューザーで寝室に香りを広げたりすると、穏やかな香りに包まれて、ゆったりとした時間を過ごせます。
- 肌をいたわるセルフケアのひとときに
スキンケアタイムにラベンダー精油を取り入れるのもおすすめです。
ホホバオイルなどの植物油に希釈して、香りとともにセルフマッサージを楽しめば、心も体もほっとやわらぎます。
※使用前には必ずパッチテストを行ってください。 - 気持ちを切り替えたいときに
忙しい毎日で心が落ち着かないとき、ラベンダーの香りは空間をやさしく整えてくれます。
アロマスプレーとしてひと吹きするだけで、香りに包まれながら、すっきりと気持ちをリセットできます。
\はじめての精油にも選ばれる、ラベンダーのやさしい香り/
ラベンダー精油をさらに深掘りする

ラベンダー精油の魅力や、安心して楽しむためのポイントを厳選してご紹介します。
心と体への作用
ラベンダー精油の香りは、静けさや落ち着きを感じさせる、やさしく広がるフローラルな香りです。
忙しい日々の中で、香りに意識を向けるだけで、気持ちがやわらぎ、呼吸がゆったり深くなるように感じられることもあります。
日常で無意識に抱えている緊張や考えすぎのクセから少し距離を置き、「自分だけの時間」を作るきっかけとしてもおすすめです。
特におやすみ前、頭を空っぽにして深い眠りにつきたい夜には、ラベンダーが味方になってくれます。なぜこの香りが睡眠に良いとされるのか、その驚きの仕組みと使い方はこちらで詳しく解説しています。
スピリチュアルな意味
スピリチュアルな視点では、ラベンダーは「静寂」と「浄化」を象徴します。
自分の内側をそっと見つめ直し、ありのままの状態に立ち返るイメージで、日常の小さなリセットタイムにも最適です。
「こうあるべき」という思い込みや緊張を手放し、本音や本来の感覚に気づくきっかけとしても楽しめます。
「なぜか最近、無性にラベンダーの香りに惹かれる……」そんな風に感じている方は、こちらの記事で香りの好みに隠された心のサインを詳しく紐解いています。
対応チャクラ
ラベンダーは主に「第6チャクラ」と「第7チャクラ」に深く関わりがあります。
- 第6チャクラ(場所:眉間)
直感と知恵を司るチャクラ
思考のノイズを鎮め、物事の本質を捉える「心の目」をクリアにしてくれます。 - 第7チャクラ(場所:頭頂)
高次との繋がりを司るチャクラ
宇宙の大きな流れに身を委ねる安心感を与え、孤独感を癒やして深い調和をもたらします。
ラベンダーはこの2つのチャクラを整え、「天からのインスピレーションを現実の言葉に変える」手助けをしてくれる精油です。
「そもそもチャクラって何?」という方は、こちらの記事で7つのチャクラの役割や色について詳しく解説しています。
禁忌・注意点と安全な使い方
精油を心地よく楽しむために、ルールを守って使用しましょう。
禁忌・注意点
- 低血圧の方
高いリラックス作用があるため、使用後に眠気やだるさを感じることがあります。
運転前などは注意しましょう。 - 妊娠中の方
真正ラベンダーは比較的安全性が高いですが、妊娠初期(4ヶ月まで)は使用を控え、不安な場合は必ず医師に相談してください。
安全に使用するためのポイント
- 鮮度の管理
酸化を防ぐため、直射日光を避け冷暗所に保管し、開封後は1年以内を目安に使い切りましょう。 - 低濃度での希釈
肌に使用する場合は、必ず植物油(キャリアオイル)などで1%以下(顔は0.5%以下)に希釈してください。 - パッチテストの実施
初めて肌に使用する際は、腕の内側などで少量を試し、赤みや痒みが出ないか確認しましょう。
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ラベンダー精油と相性の良い精油・天然石

ラベンダー精油は、他の精油や天然石と組み合わせることで、香りの楽しみ方やスピリチュアルな雰囲気をより豊かに感じられることがあります。
組み合わせ方次第で、香りの印象が深まり、落ち着いた時間や内面に意識を向けるひとときを演出することができます。
ラベンダーと相性の良い精油
ラベンダーは「万能精油」と呼ばれるほど、ほとんどの精油と香りが調和しやすいのが特徴です。
いくつかのおすすめブレンド例をご紹介します。
ラベンダーと一緒にブレンドしたい精油
- オレンジ・スイート:明るくやさしい香りをプラス
ラベンダーのハーブ感にオレンジのやわらかさを加えることで、穏やかな香りの時間を演出できます。 - フランキンセンス:深みのある香りを楽しむ
瞑想やゆったりとした呼吸の時間に、落ち着いた空間作りをサポートします。 - ゼラニウム:フローラルなハーモニー
ラベンダーとの組み合わせで、華やかで穏やかな香りを楽しめます。 - クラリセージ:リラックスした雰囲気を演出
夜のリラックスタイムなど、落ち着いた香りの空間作りに向いています。 - ローズマリー:すっきりとした印象をプラス
ラベンダーと合わせることで、清々しい香りのバランスを楽しめます。
ラベンダーと相性の良い天然石
ラベンダー精油の香りの印象や象徴的なイメージに共鳴する天然石をご紹介します。
これらの石は、香りと組み合わせて眺めたり身につけたりすることで、スピリチュアルな雰囲気を楽しむことができます。
ラベンダーと相性の良い天然石
- アメジスト:紫の光で落ち着いた時間を演出
「霊性の石」とも呼ばれるアメジストは、ラベンダーの静かな香りと共鳴します。眺めたり身につけたりすることで、穏やかな空間を楽しむことができます。 - ムーンストーン:月の光のようにやさしく寄り添う
ラベンダーの持つ包容力のイメージと組み合わせることで、感情の流れをゆるやかに整えるひとときを演出できます。 - ラピスラズリ:内面の表現を助ける石
「自己表現」を象徴するラピスラズリとラベンダーを組み合わせることで、香りと石のイメージを通して、内面の思いを整理する時間を楽しむことができます。
ラベンダー精油の魅力と注意点まとめ
この記事では、ラベンダー精油の基本情報から、一歩踏み込んだ活用法や秘められた魅力までを解説しました。
この記事のポイント
- ラベンダーは、母のような優しさで包み込む「万能精油」。甘く爽やかな香りが、乱れがちな気分を穏やかに整えてくれます
- 高ぶった神経を鎮め、心地よい休息をサポート。ストレスを解きほぐし、心身をフラットな状態へ導きます。
- ラベンダーの香りは、執着を捨て、ありのままの自分を許す平和な心を取り戻すサポートをします。
- アメジスト等の天然石と合わせることで精神を浄化。直感力を高め、自分らしい輝きを最大限に引き出します。
- 低血圧や妊娠初期は使用に注意。肌へは必ず希釈し、安全ルールを守って心地よいアロマ生活を楽しみましょう。
ラベンダー精油は、どんな時もやさしく香りで寄り添う存在として、暮らしの中に取り入れやすい精油です。
香りを楽しみながら、穏やかで心豊かなひとときを過ごしてみてくださいね。
あわせて読みたい
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*ご利用にあたっての注意点*
当ブログは、アロマセラピストである筆者の知見に基づき、精油や植物、そして天然石の活用法についてご紹介しています。
■スピリチュアルな解釈について
記事内で触れるスピリチュアルな内容は、科学的な根拠に基づくものではなく、特定の効果を保証するものではありません。あくまで一つの考え方としてお楽しみいただき、ご自身の判断でお役立てください。
■精油のご使用について
精油は医薬品ではありません。アロマセラピーは医療行為ではないため、当ブログの内容は治療や診断を目的とするものではありません。 体質や体調にご注意の上、ご自身の判断と責任において安全にご利用ください。万が一、心身に異常を感じた際は、すぐに使用を中止し、医師にご相談ください。 妊娠中の方、持病をお持ちの方、高齢者の方、医療機関で治療を受けている方は、必ず事前にかかりつけの医師や専門家にご相談の上、ご使用ください。



