ゼラニウム

ゼラニウム精油は、どんな香り?
ゼラニウムの精油は、花や葉から抽出されます。
ミントに近い爽やかさの中に、ローズに似た甘さを含んだ香りです。
ゼラニウムの基本情報
名前 | ゼラニウム |
学名 | Pelargonium graveolens |
科名 | フウロソウ科 |
抽出部位 | 花、葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | ミドルノート |
香りの強さ | 強 |
香りの特色 | ミントに近い爽やかさのなかにローズに似た甘さを含んだ香り |
香りの相性 | フローラル系・柑橘系・ハーブ系 |
主な成分 | シトロネロール、ゲラニオール、蟻酸シトロネリル、リナロール、イソメントン |
ゼラニウムについて
植物としての特徴
ゼラニウムは、草丈が30㎝~1mを超えるものまで品種によって大きさがさまざまです。
春先から秋にかけて小さなピンク色の花を咲かせます。
ゼラニウムの原産は南アフリカですが、現在は様々な産地があり、非常に多くの品種があります。
アロマテラピーやハーブ療法で使われるゼラニウムは、別名「ローズゼラニウム」と呼ばれる品種が多くなっています。
ストーリー
ゼラニウムの原産地である南アフリカ周辺では、傷の手当てなど、何世紀にも渡って生活と密着して使用されていました。
17世紀になってヨーロッパにもたらされました。
ヨーロッパでは、ゼラニウムには悪霊を退ける力があると信じられていたため、厄除けとして家の周りにゼラニウムを植える習慣があったと言われています。
ヨーロッパでは、現在でも家の窓辺に赤いゼラニウムを飾る風習がありますが、これはゼラニウムは虫が嫌う香りを持つため、虫除けの効果があるからだとも言われています。
ゼラニウム精油は、こんな時におすすめ
感受性を高めたい時に
甘く爽やかな香りによってリラックスでき、気持ちを落ち着かせてくれます。
感情のコントロールが上手くできないと感じているときに役立ちます。
また、直感や創造性を促してくれるので、感受性を高めたい時にもおすすめです。
注意事項
・直射日光、高温多湿に場所は避け、冷暗所に保管してください。
・子供やペットの手の届かないところに保存してください。
・原液を肌に直接つけたり、飲んだりしないでください。
・妊産婦、乳幼児、また既往症のある方は使用できない精油があります。
医師にご相談の上ご使用ください。
・使用中、異常が現れたらすぐに使用を中止し、大量の水で洗い流してください。