新月の魅力 ～新しいサイクルに向けたエネルギー

夜空に浮かぶ月は、静かな存在感を放ちながら、私たちの心と体に深い影響を与えています。

見えない月のエネルギーが、私たちに新たな力をもたらしていることを、あなたも感じたことがありませんか？

アロマセラピストとして多くのお客様と接する中で、新月の持つ力を実感してきました。

「新しいスタート」や「リセット」の象徴である新月は、心身ともに新たなエネルギーを感じ取り、調整する時期。

今回は、その新月のエネルギーをアロマの力で引き寄せ、心と体を整える方法をご紹介します。

新月と私たちの心身の変化

新月は、月が太陽とぴったり重なる瞬間です。

見えない月でも、新月は私たちの内なる変化を促す力を与えてくれます。

新月の日に、多くの方が静けさを感じたり、内面に目を向けたくなるようです。

私自身も、そんな感覚に共感していて、実際にお客様からこんな言葉をいただいたことがあります。

この言葉を聞いたとき、改めて気づいたのは、私たちの身体が本来持っている自然なリズムと、新月がもたらすエネルギーとの深いつながりです。

新月の日に感じる静けさや心の整理整頓という感覚は、まさにそのリズムに従ったものなのかもしれません。

日本の伝統に息づく新月の知恵

昔、新月の日は「朔日（ついたち）」と呼ばれ、旧暦では新月がその月の1日目とされていました。

「月立ち」という別名もあり、月の始まりを大切にする意味が込められています。

朔日参り（ついたちまいり）

新月の日や旧暦の1日目に神社へお参りし、その月の無事を祈る習慣です。

家内安全や商売繁盛、健康を祈願し、新しい月を迎える意味を込めて行われてきました。

朔日餅（ついたちもち）

新月や旧暦の1日に食べるお餅には、「無病息災」「家内安全」「五穀豊穣」の願いが込められています。

神社で配られることもあり、家族や神様にお供えしていただく風習が今も残っています。

新月のエネルギーを引き寄せる精油

新月は、過去と未来を隔てる結界が最も薄くなる時とも言われています。

だからこそ、新月の夜には自分の心と体に静かに向き合い、新しい可能性に心を開くことが大切です。

アロマセラピストとして、新月のエネルギーに寄り添うように選んだおすすめの精油（エッセンシャルオイル）をご紹介します。

サイプレス

フランキンセンス

ラベンダー

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精油の使い方は「忙しい日常でも簡単にできるアロマケア～朝・昼・夜の実践法」をご覧くださいね。

新月の日にぴったりのアロマトリートメント

新月の日は、アロマトリートメントを受けるのに最適なタイミングです。

月のエネルギーが高まるこの日、静かなひとときを過ごしながら心と体をリセットしましょう。

アロマの香りに包まれたトリートメントで、日々の疲れや緊張を解消し、深いリラックスを体験できます。

プロの手による施術で、心と体の調和が整いやすくなり、次のステップへの準備が整います。

新月の日に、自分自身をいたわる特別なひとときをサロンで過ごしてみてください。

2025年の新月カレンダー

「新月の日」の特別なエネルギーについてご紹介しましたが、満月の日も私たちに深い影響を与える時期です。
満月の日や魅力について詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

さいごに

新月の日に、香りに包まれながら静かなひとときを過ごすことで、心がリセットされ、これからの月のサイクルに向けて新たなエネルギーが湧いてくることでしょう。

自分自身のリズムに耳を傾け、心地よい空間を作り、これからのスタートを迎えてください。

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