アロマセラピーサロンを始めた理由〜きっかけ編

「施術ベットをもらえた」

これがアロマセラピーサロンを始めたきっかけです。

「なんで、アロマサロン始めたんですか?」と、
聞かれるたびにそう答えているのですが、
信じてもらえないこともしばしば。

今現在は、
「ストレスのない笑顔溢れる社会を作る」という理念のもと、
運営しています。
しかし、私も最初から理念や目標があったわけではありません。

今から17年以上も前・・・

アロマセラピーの勉強を終えると同時に
「四谷にあるサロンで働かない?」と
アロマを教えていただいた先生に声を掛けていただきました。

ちょうど仕事を辞めたばかりの時だったので、
「なんて、ラッキ〜!!」と思い、平日週2〜3日で働くことにしたのです。

しかし、びっくりなことに・・・
平日はお客様が全然いらっしゃいませんっ!!!

お客様だけでなく、オーナーである先生もお店に来ません。

誰が見ても、集客必須のはずなのに、
「お客さんがこない時は、鍵かけてクローズにしていいよ。
施術の練習しててもいいし、寝ててもいいよ。」
と、びっくり発言の先生。

必死に働く気のなかった私は、「これはラッキー!」と思い、
もう一人のスタッフと出勤するたび、練習のし合いっこをしてました。

心身の状態に合わせて、精油を選んでブレンドして、練習、練習♪

精油のボトルで、「これは何の香りでしょう?」と
クイズの出し合いっこもしてたっけ。

そのおかげで、鼻の効きがすっごく良くなり、
香道へ行っても毎回全問正解でつまらなかった。
香道の雰囲気は好きなんだけれどなあ〜

そんな生活を送っていたおかげさまで、
生理痛は軽くなり、生理期間も短くなり、超〜快適な身体へ♪

筋肉系トラブルも即解消したし。
メンタルも絶好調♪

人体実験を一番していた時期ですね。


アロマセラピーの素晴らしさを体感し通しな2年間でした。

そして、たまに先生がいらっしゃる時は、
アロマセラピーの勉強ずくめ。
色々なシチュエーションにおける精油選択法を
メディカル面から、徹底的に勉強しました。

そういえば、アロマに関する研究データとかもこの頃すっごく読み漁っていたなあ。

サロン売り上げには全く貢献していない私ですが、
その頃学んだことが、今のベースになっていることは間違いありません。

とっても楽しく楽チンなアルバイトも、突然終止符が打たれます。。。

アロマの先生が、「親の介護をするから青森へ行く」と言い残し、
突然消えてしまったのです。
もう一人のオーナー(オーナー二人でした)にもメールだけして、
その後は音信不通。。。。
そして、そのサロンの出資者とも音信不通。。。

先生は一体どうしたのか??
関わる方々が全員怒り狂ってました。笑。

そして、もう一人のオーナーが、火に油を注ぐようなことを言い出し・・・
すったもんだの末、サロンを閉鎖することとなりました。

(この件に関わっていた方々とは、今は笑い話となっています。)

そして、サロンの明け渡しの日・・・

「ベッド譲って頂けませんか?」と、出資者にお伺いをしてみたところ、
「いいよ〜」とタダで譲ってもらったのです。


「やった〜!!本当にタダでいいんですか〜!!!」


勇気を出して言ってみて良かった。
 

今は、2万円くらいからベッドを購入できますが、
当時は、そんな価格で買えるものはなく(あったのかもしれませんが)、
10万円以上していたのです。

自宅でアロマサロンできたらいいな、と漠然と思ってはいたけれど、
「これで稼ぐ!」と決心したわけでもなかったので、
続くかどうかも分からないことに、何十万円もかける勇気は全くありませんでした。

だから、「13万円のベッド買ってもいい?」の一言さえ、
旦那さんに言い出せなかった。



ベッドをもらえてなかったら、今の私はいません。
笑!

頂いたベッドは今も現役。
近々、ベッドの張替えを行う予定です^^

「ベッド譲ってもらえませんか?」
この一言が私の人生を変えたんだなあ。

*精油(エッセンシャルオイル)を使用する際の注意点*
  • 精油は、医薬品ではありません。また、アロマセラピーは医療ではありません。掲載内容を基にアロマセラピーを実践される場合は、自己責任でお願いします。
  • 体質などにより、アレルギーやトラブルが起こる場合があります。精油の濃度や禁忌事項に充分注意し、ご自身の体調や体質に合わせてご活用ください。お肌や心身に不調を感じる場合は、速やかに医師の判断を仰いでください。
  • 妊娠中の方をはじめ、持病がある方、高齢者の方は使用できない精油があります、また、健康状態に気になることがある方や、医療機関で治療中の方は、必ず医師や専門家に相談の上、安全にお使いください。