生理の不調を軽減するセルフケア〜日常生活編

生理中の不調は、「アロマトリートメントを受けると、一気に楽になる!」と分かっていても、タイミングが合わないこともありますよね。

そんな時のために、生理中の不調を軽減するセルフケアについて今日はお伝えします。

生理中の過ごし方のテーマは、「リラックス 緩める 温める」です。

 

 

■1. リラックスして過ごす

体調も気持ちも不安定になりやすい期間です。
あまり予定を詰め込んだり無理をせず、いつもよりローペースで過ごすといいです。
「まあいっかあ。生理中だもんね」くらいの気持ちが◎


■2. 身体を緩めよう

《服装・下着》
生理中に身体を締め付けると、血行が悪くなり逆効果です。
ついつい漏れるのが心配でガードル履いてしまうかもしれませんが、できるだけゆったりとした服装・下着がオススメです。


《PC・スマートフォン》

「目・頭と骨盤は連動している」って知っていますか?

女性の骨盤にはリズムがあり、生理の時が一番開いています。
しかし、目・頭の使いすぎで緊張すると、骨盤も凝り固まってしまい、開閉がスムーズに行えません。

この期間は、PCやスマホを使う時間をなるべく短くし、ホットタオルを目に当てたりして、緊張を取ってあげるといいですね。

 

■3. 腰回りを温めよう

おへその下や仙骨を温めましょう。
*仙骨は、お尻の真ん中あたり、尾てい骨の上にある板っぽい骨です

生理痛がつらいとき、私は、「へその下」と「仙骨」の二箇所をカイロで温めていました。
子宮や卵巣周辺の血行が改善されるので、生理痛が緩和されます。
私の場合、この2箇所を温めると、鎮痛剤はいりませんでした。

 

《お風呂・足湯》
生理中はシャワーで済ませる方も多いと思います。
しかし、生理中に湯船に浸かると、身体が温まり血流が改善されるので生理中のお風呂はおすすめ。
経血コントロールが上手くいっていると、心配なく浸かれるのですが、心配な方は足湯(15分くらい)でOKです。

 

■4. 軽く身体を動かしましょう

身体を動かすことで、血行が促進されます。
激しい運動は、貧血を起こす場合がありますので、ストレッチなどでも充分です。
軽いウォーキングもOK。ウォーキングは、全身の血の巡りが良くなりますよ。

あれこれできない場合は、腰回し。簡単&骨盤周辺の血行が良くなるのでおすすめ。

 

■5. 鉄分を摂りましょう
この期間に失われがちなのが鉄分。
鉄分を補うために、ひじきなどの海藻類、貝、赤身の肉を積極的にとると良いです。
ビタミンCと一緒に摂ると、鉄分の吸収力が高まるので、ブロッコリーや小松菜などと一緒に食べるといいですね。

 

いかがでしたか?

5つご紹介しましたが、全部行う必要は全くありません。
この中から、できそうなものにトライしてくださいね。

私は、生理痛がひどかった時は、「へそ下と仙骨にカイロ」でのケアが一番多かったと思います。
痛くなりそう・・・と思ったら、まだ痛くなくてもすぐカイロ!
それだけで、生理痛、貧血は起こらなかったので、薬も必要ありませんでした。

アロマを学び始めてからは、アロマ中心のケアへと変わり、どんどん身体が楽になっていきました。

次回は、生理期間のアロマケアについてお伝えいたします。

*精油(エッセンシャルオイル)を使用する際の注意点*
  • 精油は、医薬品ではありません。また、アロマセラピーは医療ではありません。掲載内容を基にアロマセラピーを実践される場合は、自己責任でお願いします。
  • 体質などにより、アレルギーやトラブルが起こる場合があります。精油の濃度や禁忌事項に充分注意し、ご自身の体調や体質に合わせてご活用ください。お肌や心身に不調を感じる場合は、速やかに医師の判断を仰いでください。
  • 妊娠中の方をはじめ、持病がある方、高齢者の方は使用できない精油があります、また、健康状態に気になることがある方や、医療機関で治療中の方は、必ず医師や専門家に相談の上、安全にお使いください。