レモングラスアロマは寝る前にもおすすめ!睡眠を深める香りと使い方を解説

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レモングラスアロマは寝る前にもおすすめ!睡眠を深める香りと使い方を解説

レモングラスというと、「日中のリフレッシュに使う香り」というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。

爽やかでシャープなレモングラスの香りは、気持ちをパッと明るくしてくれるので、まさに日中にぴったり!

しかし、普段、アロマセラピストとしてお客様と接していると、こうした声もよく耳にします。

ラベンダーよりレモングラスの方が、寝る前にすっと気持ちが落ち着くんです

意外に思えるかもしれませんが、レモングラスは 夜のリラックスタイムにもおすすめの香りなのです。

爽やかさの奥にあるほのかな甘さが、張りつめていた心をそっとほぐし、「一日の終わりのスイッチ」を入れてくれます。

この記事では、レモングラスアロマが寝る前におすすめな理由をはじめ、睡眠を深めるレモングラス精油の使い方注意点などについて詳しく解説します。

\レモングラスで、おやすみスイッチON/

レモングラスアロマが寝る前におすすめな理由

レモングラスアロマが寝る前におすすめなのは、心を整える時間を自然に作ってくれる香りだからです。

仕事や家事で気が張りつめた日でも、ふと香りを吸い込むと、肩の力がふわっと抜けていくような感覚に。

レモンのような軽やかさと、ほんのり漂う甘さが混ざり合い、頭の中のざわつきがゆっくり静まっていきます

具体的には、こんな変化を感じる方が多いようです。

  • 空気が軽くなる:窓を開けてひと風通したような清々しさ
  • 気持ちがリセットされる :考えごとがふっと片づいていくような感覚
  • 眠りの準備が整う: 心の静けさが戻ってくる

スマホを見る手が止まらなかったりベッドに入ってから思考がぐるぐるしやすい夜にも、香りが「切り替え」の役割をしてくれます

次の章では、暮らしに無理なく取り入れられる方法をご紹介しますね。

睡眠を深める!レモングラスアロマの使い方3選

レモングラスアロマで睡眠を深めるには、「香りをどのタイミングで、どの形で取り入れるか」がポイントです。

その日の気分や体調に合うかどうか、試しながら自分にしっくりくる形を見つけてみてください

ここでは、3つの取り入れ方をご紹介します。

① ディフューザーで部屋にふわっと香らせる

寝る30分ほど前に、寝室にレモングラスの香りをほんのり漂わせます

深呼吸するたび、空気がすっと整っていくような軽やかさが広がり、自然と気持ちもゆるんでいきます

ディフューザーで香らせる


② 枕元でピロースプレーとして活用

寝る前に枕元やシーツにピロースプレーでレモングラスを香らせると、自然と深呼吸ができ、心地よい眠りへと誘われます

香りに包まれると、自分をねぎらう気持ちも湧いてきます。

ピロースプレーで香らせる

  • 材料
  • 使い方とポイント
    • よく振ってからスプレー
    • 肌に直接触れないよう、少し離して吹きかける
    • 精油は水に溶けないため、必ず無水エタノールか乳化剤を使用

③ アロマバスで心と体をゆるめる

38〜40℃のぬるめのお湯に、レモングラス精油を乳化させてから入れるのがポイント!

湯気にのった香りがふわっと広がり、緊張がほどけて穏やかなリラックスタイムに

ディフューザーで香らせる

  • 材料
  • 安全に楽しむポイント
    • 精油を直接お湯に入れない
    • 入浴は10〜15分程度

あわせて読みたい

レモングラス精油で、より本格的なアロマバスを楽しみたい方は、こちらの記事【レモングラスの使い方】お風呂でデトックス!精油を使った入浴剤の作り方もご覧ください。

\レモングラスで、おやすみモードに/

寝る前にレモングラス精油を使うときの注意点と禁忌

レモングラス精油は、ハーブティーなどとは違い、自然の恵みがぎゅっと濃縮されたものです。

その分、扱い方には注意が必要です。

基本のルールを守って、安全に楽しみましょう。

寝室で気をつけたいこと

寝室など眠る空間では、香りの心地よさと安全の両方に配慮しましょう。

寝室で気をつけたいこと

  1. 火気厳禁
    精油は引火性があります。
    アロマポットなど火を使う器具は避け、タイマー付きアロマディフューザーがおすすめです。
  2. 心地よさを優先
    香りが強すぎて目が冴えると感じたら、窓を開けて換気するなど調整しましょう。
    天然だからといって必ず安全とは限りません。
  3. 香りの強さを調整
    レモングラスは香りが強めです。
    ディフューザーは精油1~2滴で十分香ります。
    香らせるタイミングは寝る30分前がおすすめです。

精油の基本ルール

レモングラス精油を安全に楽しむために、以下の3つの基本ルールを必ず守ってください。

精油の基本ルール

  1. 原液の直接使用・飲用は厳禁
    精油は高濃度で刺激が強いため、肌や口に直接つけたり、飲んだり、点眼は絶対に避けましょう
    必ず希釈や乳化して使用してください。
  2. 肌に使う場合は希釈とパッチテスト
    初めて使うときは低濃度(1%以下)に希釈し、パッチテストで異常がないか確認してから使用しましょう。
  3. 使用制限に注意
    妊娠中・授乳中の方、乳幼児、体調不良や持病のある方は使用を控えるか、必ず医師や専門家に相談してください。
アロマセラピスト
CHIKAKO

精油の基本ルールさえ押さえれば、アロマセラピーは決して難しくありません。
少量から始めて、香りやリラックスの感覚を楽しむだけで大丈夫。
正しく使えば、毎日の睡眠やリラックスタイムがぐっと心地よくなりますよ!

あわせて読みたい

より詳しいレモングラスの禁忌や精油(アロマオイル)の保管方法について知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

よくある質問Q&A

寝る前にレモングラス精油を使いたいときに、よくいただく質問をまとめました。

香りの選び方や使い方に迷ったら、気軽に参考にしてみてくださいね。

レモングラスは不眠にいいの?

レモングラスは、心を落ち着けて「眠りに向かいやすい状態」を整える香りです。
ラベンダーのような「深いリラックス向きの香り」とは少し役割が異なります。

夜に使うと目が冴えることはある?

レモングラスを強く香らせると、頭がすっきりしすぎる場合があります。

このあたりを目安に、ほんのり香る程度で楽しむのがおすすめ。

ラベンダーとの違いは?

  • ラベンダー: やさしく包み込むような香り。深いリラックス向き
  • レモングラス: 軽やかに気持ちを整える香り。日中のリフレッシュや寝る前の切り替え向き

「夜はラベンダー、寝る前の切り替えにはレモングラス」という使い分けもおすすめです。

他に寝るときにおすすめのアロマは?

眠る前に心をゆるめたいときには、こんな香りもおすすめです。

その日の気分や疲れに合わせて香りを選んでみてください。

まとめ|寝る前のレモングラスで睡眠を深めよう

この記事では、レモングラスアロマが寝る前におすすめな理由をはじめ、睡眠を深めるレモングラス精油の使い方注意点などについて解説しました。

この記事のポイント

  • レモングラス精油の香りで心をリセット
    寝る30分前にディフューザーでレモングラス精油を香らせるだけで、心のざわつきが静まり、一日の終わりを穏やかに迎えられます。
  • 枕元でリラックス
    ピロースプレーとして寝具に香りを添えると、レモングラスの香りが心をほぐしてくれます。
  • アロマバスでゆったり
    手作り入浴剤にレモングラスを数滴加え、深呼吸しながらお風呂に浸かると、緊張がほどけて眠る準備が整います。
  • 安全に楽しむポイント
    精油の濃度や使用方法に注意し、特に寝室での火気の使用は避けましょう。
    安全に香りを楽しむ工夫を忘れずに。

寝る前にレモングラスアロマを取り入れると、心の緊張がやさしくほどけます。

一日の終わりに静かな時間を作ることで、心も体もふっと軽くなり、明日の朝を穏やかに迎えられるはずです。

香りの力で、自分をいたわる小さな習慣を今日から始めてみませんか?


寝る前にもおすすめ!レモングラス精油の関連記事

寝る前のリラックスタイムにレモングラス精油を取り入れたら、さらに知識を深めて香りの楽しみ方を広げてみませんか。

精油の基本から応用、注意点まで、あなたのアロマセラピーの時間をより心地よくするヒントが見つかりますよ。

気になる記事を読んで、あなたの寝る前のアロマタイムをさらに豊かにしてみてくださいね。

\レモングラスで、眠りのスイッチを/

執筆・監修者情報

佐藤千佳子(さとうちかこ)
アロマエサンス 主宰 / 英国IFA認定アロマセラピスト・ラストーンセラピスト

過去に心と体のバランスを崩し、自分を見失った経験を持つ。

【心と体のバランスを導くセラピスト】 アロマセラピー、クリスタルヒーリング、東洋医学(望診法・韓方茶)などの知識を融合。この独自のトリプルアプローチで、乱れた心身のバランスを再構築するサポートを行う。

心と体に向き合い、お客様が本来持つ 自己肯定感 と、ありのままの自分らしさを愛する力を引き出すことに定評あり。

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ご利用にあたっての注意点

当ブログは、アロマセラピストである筆者の知見に基づき、精油や植物の活用法についてご紹介しています。

■スピリチュアルな解釈について
記事内で触れるスピリチュアルな内容は、科学的な根拠に基づくものではなく、特定の効果を保証するものではありません。あくまで一つの考え方としてお楽しみいただき、ご自身の判断でお役立てください。

■精油のご使用について
精油は医薬品ではありません。アロマセラピーは医療行為ではないため、当ブログの内容は治療や診断を目的とするものではありません。 体質や体調にご注意の上、ご自身の判断と責任において安全にご利用ください。万が一、心身に異常を感じた際は、すぐに使用を中止し、医師にご相談ください。 妊娠中の方、持病をお持ちの方、高齢者の方、医療機関で治療を受けている方は、必ず事前にかかりつけの医師や専門家にご相談の上、ご使用ください。