ヒソップ

ヒソップ精油は、どんな香り?
ヒソップの精油は、葉の部分から抽出されます。
ハッカに似た清涼感のなかに甘さが含まれたハーブの香りです。
ヒソップ精油の基本情報
名前 | ヒソップ |
学名 | Hyssopus officinalis |
科名 | シソ科 |
抽出部位 | 全草 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | ミドルノート |
香りの強さ | 中 |
香りの特色 | ハッカに似た清涼感の中に、甘さが含まれたハーブの香り |
香りの相性 | 柑橘系・樹木系 |
主な成分 | カンファー、ピノカンフォン、α-ピネン、β-ピネン |
ヒソップについて
植物としての特徴
ヒソップは、南ヨーロッパやアジアの温帯地域が原産です。
高さ40~60㎝ほどに生長し、初夏から秋にかけて紫や白、ピンクなどの花をつけます。強い香りを放つのも特徴の一つです。
現在は、アメリカやロシアにも自生しています。
ストーリー
ヒソップは、ギリシャ語とヘブライ語が由来とされ「聖なるハーブ」を意味すると言われています。
聖書にも浄化のシンボルとして「ヒソプ」の名が多く登場していて、古くから神聖なる儀式や教会のお清めに用いられてきました。
ヒソップは消毒・消臭などの働きもあることから教会でストローイング・ハーブ(床に敷き、踏むことで香りを揮発させる)として、浄化にも利用されました。
一般家庭でも空気清浄や疫病予防・防虫用として使用され、厄除けや魔除けにも役立つハーブとされていたようです。
現在でもヒソップは「浄化のハーブ」として、ネガティブなエネルギーを浄化する働きがあると言われています。
ヒソップ精油は、こんな時におすすめ
心を解きほぐしたいときに
すっとした香りによって、リラックスでき、心を癒やして気持ちを前向きにしてくれます。
また、イライラや興奮状態、ヒステリーを落ち着け、冷静さを取り戻すサポートに役立ちます。
空気をクリーンに整えたい時に
すっきりとした香りによって空気をきれいに整えながら、リフレッシュ・リラックスできる空間づくりに役立ちます。
注意事項
・直射日光、高温多湿に場所は避け、冷暗所に保管してください。
・子供やペットの手の届かないところに保存してください。
・原液を肌に直接つけたり、飲んだりしないでください。
・妊産婦、乳幼児、また既往症のある方は使用できない精油があります。
医師にご相談の上ご使用ください。
・使用中、異常が現れたらすぐに使用を中止し、大量の水で洗い流してください。
*ご利用にあたっての注意点*
当ブログは、アロマセラピストである筆者の知見に基づき、精油や植物の活用法についてご紹介しています。
■スピリチュアルな解釈について
記事内で触れるスピリチュアルな内容は、科学的な根拠に基づくものではなく、特定の効果を保証するものではありません。あくまで一つの考え方としてお楽しみいただき、ご自身の判断でお役立てください。
■精油のご使用について
精油は医薬品ではありません。アロマセラピーは医療行為ではないため、当ブログの内容は治療や診断を目的とするものではありません。 体質や体調にご注意の上、ご自身の判断と責任において安全にご利用ください。万が一、心身に異常を感じた際は、すぐに使用を中止し、医師にご相談ください。 妊娠中の方、持病をお持ちの方、高齢者の方、医療機関で治療を受けている方は、必ず事前にかかりつけの医師や専門家にご相談の上、ご使用ください。