エレミ

エレミ精油は、どんな香り?
エレミの精油は、樹脂から抽出されます。
スパイシーさの中にほのかな柑橘系の爽やかさを含む香りです。
エレミ精油の基本情報
| 名前 | エレミ |
| 学名 | Canarium luzonicum |
| 科名 | カンラン科 |
| 抽出部位 | 樹脂 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| ノート | ミドルノート |
| 香りの強さ | 中 |
| 香りの特色 | スパイシーさの中にほのかな柑橘系の爽やかさを含む香り |
| 香りの相性 | どの精油とも相性が良いです。 |
| 主な成分 | リモネン、α-フェランドレン、エレモール |
エレミについて
植物としての特徴
エレミは、フィリピンが原産で樹高30メートルほどの熱帯樹木です。
樹皮に切り込みを入れるとオレオレジンと呼ばれる樹脂が染み出し、時間とともに白色~黄色がかった色に変化します。
ストーリー
エレミは、原産地のフィリピンでは「ピリ」と呼ばれていて、果肉は食料に、木材は家具などに利用されています。
フランキンセンスやミルラと近い品種で、中東では数千年前から使用されてきました。
また、古代エジプトでは、エレミの木から染み出す樹脂(オレオレジン)がもつ抗菌、防腐を活かして遺体の保存に利用していたと言われています。
エレミ精油は、こんな時におすすめ
気持ちを落ち着かせたい時に
ややスパイシーでレモンのような香りによって、心を落ち着かせ穏やかな気分にしてくれます。
リラックスしてても眠気を誘うことがないため、瞑想や集中したい時に役立ちます。
注意事項
・直射日光、高温多湿に場所は避け、冷暗所に保管してください。
・子供やペットの手の届かないところに保存してください。
・原液を肌に直接つけたり、飲んだりしないでください。
・妊産婦、乳幼児、また既往症のある方は使用できない精油があります。
医師にご相談の上ご使用ください。
・使用中、異常が現れたらすぐに使用を中止し、大量の水で洗い流してください。
*ご利用にあたっての注意点*
当ブログは、アロマセラピストである筆者の知見に基づき、精油や植物の活用法についてご紹介しています。
■スピリチュアルな解釈について
記事内で触れるスピリチュアルな内容は、科学的な根拠に基づくものではなく、特定の効果を保証するものではありません。あくまで一つの考え方としてお楽しみいただき、ご自身の判断でお役立てください。
■精油のご使用について
精油は医薬品ではありません。アロマセラピーは医療行為ではないため、当ブログの内容は治療や診断を目的とするものではありません。 体質や体調にご注意の上、ご自身の判断と責任において安全にご利用ください。万が一、心身に異常を感じた際は、すぐに使用を中止し、医師にご相談ください。 妊娠中の方、持病をお持ちの方、高齢者の方、医療機関で治療を受けている方は、必ず事前にかかりつけの医師や専門家にご相談の上、ご使用ください。



