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ヒソップ

どんな香り?

ヒソップの精油は、葉の部分から抽出されます。
ハッカに似た清涼感のなかに甘さが含まれたハーブの香りです。

こんな時におすすめ

イライラやヒステリー、興奮状態を感じている時に

鎮静作用により、心を癒やして前向きにしてくれる効果があります。
イライラや興奮状態、ヒステリーを落ち着け、冷静さを取り戻す効果があります。

呼吸器系の不調 (風邪、咳、気管支炎、喘息など…) 緩和に

殺菌、抗炎症作用に加え、痰を排出する効果が高いため、呼吸器系の炎症を抑え、痰や鼻水、鼻づまり、咳などの症状を緩和する効果があります。

むくみ解消、便秘解消に

血行促進や利尿作用、腸内ガスの排出を促進する作用があるため、むくみ解消や便秘などにも効果があります。
また、冷え性の改善も期待できます。

主な働き

・鎮静 ・抗炎症 ・血圧上昇 ・殺菌 
・血行促進 ・月経促進 ・利尿 ・防虫
・体内粘膜(痰、鼻水、鼻づまり)溶解促進
・痰排出促進 ・腸内ガス排出促進 

注意事項

・作用が強いため、少量・低濃度で使用しましょう
・妊娠中や授乳中の使用は避けましょう。
・高血圧、てんかんの人への使用は避けましょう。
・肌刺激が強いため、肌への使用はおすすめしません。

ストーリー&データ

植物としての特徴

ヒソップは、南ヨーロッパやアジアの温帯地域が原産です。
高さ40~60㎝ほどに生長し、初夏から秋にかけて紫や白、ピンクなどの花をつけます。強い香りを放つのも特徴の一つです。
現在は、アメリカやロシアにも自生しています。

ストーリー

ヒソップは、ギリシャ語とヘブライ語が由来とされ「聖なるハーブ」を意味すると言われています。
聖書にも浄化のシンボルとして「ヒソプ」の名が多く登場していて、古くから神聖なる儀式や教会のお清めに用いられてきました。

ヒソップは消毒・消臭などの働きもあることから教会でストローイング・ハーブ(床に敷き、踏むことで香りを揮発させる)として、浄化にも利用されました。
一般家庭でも空気清浄や疫病予防・防虫用として使用され、厄除けや魔除けにも役立つハーブとされていたようです。
現在でもヒソップは「浄化のハーブ」として、ネガティブなエネルギーを浄化する働きがあると言われています。

データ

名前 ヒソップ
学名 Hyssopus officinalis
科名 シソ科
抽出部位 全草 
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ミドルノート
香りの強さ
香りの特色 ハッカに似た清涼感の中に、甘さが含まれたハーブの香り
主な成分 カンファー、ピノカンフォン、α-ピネン、β-ピネン
注意すること 妊娠中・授乳中・高血圧・てんかん
アロマジェネラ ハービー
チャクラ 第4チャクラ
陰陽 / 五行(エレメント) 陽 / 水
テーマ 浄化・守護・境界線・新たなスタート

 

 



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