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ミルラ

どんな香り?

ミルラの精油は、樹脂から抽出されます。
ムスクにも似た甘さと苦さを含むスモーキーな香りです。

こんな時におすすめ

無気力、気持ちの落ち込みが激しい時に

気分を鎮める働きと気分を高める働きを合わせ持つので、不安・緊張・ストレスを緩めて、気持ちを明るくしてくれます。
無気力から抜けだし、気持ちを奮い立たせたい時にオススメです。

口腔トラブル(口内炎、歯周病など)の予防・改善に

口内炎・歯周病・歯槽膿漏などの口腔内や歯茎ケアにオススメです。
また、ウイルスによる症状を和らげるため、風邪やインフルエンザで起こる諸症状を抑えてくれます。

治りの遅い傷、あかぎれ、ひび割れなどのケアに

じくじくとした治りの遅い傷の治りをサポートします。
炎症を抑えながら皮膚を保護するため、ただれ・かぶれ・あかぎれ・かかとのひび割れなどのケアとしてもオススメです。

主な働き

・刺激 ・鎮静 ・抗炎症
・腸内ガス排出 ・健胃
・抗ウイルス ・消毒 ・殺菌
・癒傷 ・月経促進 ・催淫

注意事項

・妊娠中の使用は避けましょう。
・授乳中の使用は避けましょう。

ストーリー&データ

植物としての特徴

ミルラは、中東・ソマリア・インドなどが原産地の樹高3mほどの低木です。
直角に突き出ている、先が尖っている節の多い枝が特徴的です。
樹皮に切り込みを入れると淡黄色の樹液が染み出し、これが固まると赤茶色のクルミ大の樹脂になります。

ストーリー

世界で歴史ある薫香のひとつです。
古代エジプトでは太陽崇拝の儀式の時に、薫香としてミルラを使用されたと言われています。
また、殺菌消毒作用が非常に強いことからミイラを作る際の遺体の防腐処理にも使用されていました。
 
その他には、エジプトでは軟膏の原料とされたり、古代ギリシャでは兵士に血止めとして用いられました。
イエス・キリストの誕生の贈り物の一つとして、ミルラ(「偉大な医者」の象徴として)が捧げられたとしても有名です。

データ

名前 ミルラ
学名 Commiphora myrrha
科名 カンラン科
抽出部位 樹脂
抽出方法 水蒸気蒸留法
ノート ベースノート
香りの強さ 中~強
香りの特色 ムスクにも似た甘さと苦さを含むスモーキーな香り
主な成分 クルゼレン、リンデステレン、β-エレメン、フラノオウデスマディエン
注意すること 妊娠中、授乳中
アロマジェネラ レジニー
チャクラ 第5チャクラ、第7チャクラ
陰陽 / 五行(エレメント) 陰 / 金
テーマ 慈愛慈悲、精神コンセプト、忍耐、罪悪解放


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