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ライム

どんな香り?

ライムの精油は、ライムの果皮から抽出されます。
シャープで苦みのある甘い柑橘系の香りです。

こんな時におすすめ

気分転換したい時に

鎮静作用によるリラックス効果で、不安や憂鬱な気持ちを軽くしてくれます。
心を刺激するさわやかな香りは、気分を高揚させて頭をスッキリとさせることで、集中力をアップさせる効果もあります。

解熱、風邪の症状緩和に

解熱作用があるため、風邪などの発熱時に効果があります。
炎症を抑える効果も高いため、鼻水、鼻づまり、咳や喉の痛みなどの呼吸器系の不調を軽くする効果もあります。

にきびや脂性肌のケアに

肌をひきしめ皮脂分泌を抑える作用が高いため、脂性肌のケアとして有効です。
また殺菌作用も高く、にきびや吹き出物のケアとしても効果があります。

主な働き

・鎮静 ・抗ウイルス ・抗炎症 
・解熱 ・殺菌 ・消毒 ・強壮
・収れん ・免疫活性化 ・食欲増進

注意事項

・圧搾法で蒸留された精油には光毒性があるので、使用後は紫外線に当たらないようにしましょう。
・肌を刺激することがあるので、敏感肌の方は注意しましょう。

ストーリー&データ

植物としての特徴

ライムは樹高2~3mほどに育つ低木常緑樹で、直径5cm程度の球形で緑色の果実を実らせます。
ライムはレモンとよく似ている果実ですが、レモンよりも丸く、小さく、皮が薄い果実で、酸味や苦みが強いのが特徴です。
その実は、完熟すると黄色に変化しますが、熟せば熟すほど、酸味が抜けてしまうので未完熟の緑のうちに収穫されます。
他の柑橘系植物と同様アジアが原産となります。
現在ではイタリア、北米、南米、西インド諸島など広く栽培されています。

ストーリー

ライムは、ムーア人によりアジアからヨーロッパにつたわりました。
その後、16世紀頃にスペイン人・ポルトガル人によりアメリカ大陸などに広まり、各地で栽培が行われるようになります。
大航海時代、当時長い航海中に船員たちを苦しめた壊血病(ビタミンC不足による病気)を予防するための重要な食料としてライムは利用されていました。
「ライムジューサー」と呼ばれるライム運搬専用の船があったこともよく知られています。

ライムは酸味と苦味を含みながらも、その爽やかな香りにより食品・飲料類に広く利用されています。
また、精油は香水や化粧品業界への需要も高いと言われています。

データ

名前 ライム
学名 Citrus aurantifolia 
科名 ミカン科
抽出部位 果皮
抽出方法 圧搾法、水蒸気蒸留法
ノート トップノート
香りの強さ
香りの特色 シャープで苦みのある甘い柑橘系の香り
主な成分 リモネン、γ-テルピネン、テルピノレン、α-テルピネオール
注意すること 光毒性
アロマジェネラ フルーティー
チャクラ 第3・4チャクラ
陰陽 / 五行(エレメント) 陰 / 
テーマ  

 

 



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