サイプレスってどんな植物?②

昨日は、「サイプレスって糸杉のことです」とお話しました。

サイプレスは知らないけれど、「ゴッホの糸杉は知っています」というメッセージをたくさんいただきました。
とってもうれしかったです♪

さて、そんなサイプレスですが、「香り」や「薬」として使われた記録って、何(orいつの時代)に残っていると思いますか?

なんと!
最古の記録は、古代エジプトのパピルスなんです。

エジプトでは、「材質が堅くて耐久性があること」「虫に食われないこと」から、王様の棺や宮殿の柱に使っていたそうです。
殺虫作用があるので、柱にすることで、虫を寄せ付けなかったのでしょうね。

私たちが、材木としての檜の香りを感じる感覚と似ていますね。

また、サイプレスの学名は「Cupressus sempervirens」というのですが、後ろの「sempervirens」は「いつも生きている」つまり、「常緑樹」であることを教えてくれています。

厳しい寒さにも負けず、四季を通じて変わらない木の特性(常緑樹)から、サイプレスには、「神聖な力」が宿っていると言われ、「死者を守る=死後の生の象徴」としても使われてきました。
なので、墓地によく植えてあるんですね。

また、ゾロアスター教(拝火教)では、燃える火のように見えることから、「聖なる木」とみなしているそうです。

上の写真を見ると分かるのですが、サイプレスはぐんぐん上へと伸びていきます。30mくらいまで伸びるんですよ!

そんな姿から、自分をしっかり持ち、プライド高く感じませんか?

「今の自分でいいのかな?」「ちょっと流れを変えたいな」と思ったとき、サイプレスの香りをかいだり、まとってみてください!

考えすぎたり、情報が入り過ぎてしまい、どうしたらいいのか分からないという状態をリセットしてくれ、自分自身が望む想いが自然と露になり、進むべき道を照らし出してくれたり、強力に後押ししてくれます。

今までの流れを断ち切り、再スタートを踏みたいとき、ぜひサイプレスを活用してみてくださいね!

明日は、身体や心への働きについてお話しますね。

 

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